中国の下半期の経済情勢は?

中国経済のの半期報告書が発表された。今年上半期の国内総生産(GDP)は前年同期比で5.5%増加し、成長率は今年第1四半期(1-3月)の4.5%を1ポイント上回った。

国家統計局の報道官で国民経済総合統計司(局)の付凌暉司長(局長)は、「今年に入ってから中国経済は新型コロナウイルス感染症の影響から徐々に脱却して、常態化した運営の軌道へ回帰し、回復・好転の流れが現れた。通年で考えると、圧力と課題に直面するものの、雇用の改善、個人の収入増加、国内需要の緩やかな増加、供給構造の最適化・調整、新たな原動力の成長・拡大にともなって、経済は安定的に回復し、発展の質が持続的に高まるとみられる。そのため、中国には通年の経済社会発展で予想される目標・任務を達成する自信・条件・能力が完全に備わっていると言える」と述べた。

中国政策科学研究会経済政策委員会の徐洪才副主任は、「現在、マクロ政策の効果が顕在化しつつあり、中国経済は全体として回復・好転しており、通年では前期が低く・中期が高く・後期が安定するという状況になり、経済成長率が5%を超えると予想される」と分析した。

注目すべきなのは、今年に入ってから、国連、世界銀行、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)などの国際機関が中国経済の成長率予測を相次いで引き上げたことだ。世界銀行は最新の「中国経済簡報(チャイナ・エコノミック・アップデート)」の中で、「2023年に中国のGDPは5.6%成長する」と予測した。(編集KS)